進化を求めている富士市を、もっと盛り上げたい!
地域を元気にする会社、JOINX

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令和2年に愛知県岡崎市から本社を富士市に移転した株式会社JOINX(ジョインクロス)。静岡県で最大級のコワーキングスペース「WORX富士(ワークス富士)」を運営しながら、富士市の地域課題に取り組む同社取締役の齊藤さんに話を聞きました。

取締役 齊藤 麻衣さん

JOINXの仕事内容を教えてください。

大きく分けて3本の事業があります。

(1)コワーキングスペースの運営やグループ店舗の立ち上げ
現在グループで8店舗のコワーキングスペースを直営または事業提携しています。令和5年1月には新富士駅の構内に新店舗の「WORX新富士」がオープン予定です。

(2)関係人口の創出
ワーケーションの企画や首都圏の企業との交流会などを行っています。

(3)地域間連携やプロジェクト創出
伝統工芸のリブランディングや、地方の商品を首都圏の商業施設や企業様につなげる販路開拓などをしています。現在、主に鹿児島と奄美、新潟、倉敷で連携のお手伝いをしています。

なぜ会社を愛知県岡崎市から静岡県富士市へ移転したのでしょうか。

令和2年に「テレワーク先進都市を目指す」と宣言した富士市が、新しい働き方を広めるなどまちの進化を求めているように感じたからです。私たちがお手伝いできることがあるはず、と興味を持ち、まずはコワーキングスペースを富士市内に構えると決めました。せっかくやるなら本気で取り組もうと、思い切って本社を富士市に移転しました。もともとテレワークで仕事をしていたので、さほど移転の影響はなく、コワーキングスペースを利用しながらリアルとオンラインのハイブリットで活動しています。

富士市で働いてみて、よかったことや感じたことを教えてください。

立地・環境・人の3つに魅力を感じています。

(1)立地
首都圏から近く、東海道新幹線の駅も東名高速道路のICもあり、交通の面でとても便利です。毎日富士山が見えるのも最高です。疲れたときに美しい富士山を目にすると、パワーが湧いてきます。

(2)環境
「デジタル変革宣言」のもと、地域活性化や行政経営に関する施策を進めている富士市の未来に期待を寄せています。
コロナ禍をきっかけにテレワークやワーケーション事業がはじまり、これからの時代をどう生きていくべきかを考えるきっかけになったと思います。富士市は、私たちが民間の立場で活動するのに最適なまちです。

(3)人
このまちには、私たちの取り組みに賛同して共に考えてくれる人がたくさんいます。
何のつながりもない中、2年前に最初の店舗を探したときは苦労しました。市の職員さんや商工会議所の方、信用金庫の方、よろず支援の方など多方面の方々が最後までしっかりとサポートしてくださったおかげで、無事に店舗をオープンすることができました。ありがたいことに、皆さんとの関係は今でも続いています。私たちが富士市に来てから感じた多くの嬉しい気持ちを、これから富士市に来る方、ご縁ができる方にも味わっていただきたいと思っています。

齊藤さんが好きな富士市の魅力を教えてください。

数えきれないほどありますが、一番は居心地がよいところです。
毎日いろいろなことが起こりますが、富士市で出会い、一緒に活動している方々とは心から楽しい時間を過ごしています。最近はWORX富士で来店者数が増えてきており、たくさんのご縁をいただいてこの場所が成り立っていると実感しています。

富士市で、どのような思いを胸に仕事をしていますか?

「自分たちができることはなんだろうか」と問いながらいつも活動しています。
地域課題の検討会などにも複数参加しており、富士市で働きながら外からの目線でお話をさせていただくことがあります。その中で、これまでの歴史や想い、地域の人たちがつなげてきたものを見聞きする瞬間が多々あります。たいへん興味深く受け止めています。受け継いでいくこと、新しく取り入れること、その大切な場面で、会社としてどんなお手伝いができるのかを常に考えています。

富士市内の事業者や企業との繋がりで課題やお困りごとがある方は、ぜひ私たちへご相談ください。

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