人との縁がJターンのきっかけ
富士市で働き、新しいコミュニティをつくりたい

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Jターン就職した大楠翔一さん。
以前は首都圏の大手化粧品会社でSNSマーケティング・広報などに従事され、現在は株式会社バサラズ取締役CTOとして富士市内におけるコミュニティースペースの新規立ち上げ事業に取り組まれています。
富士市で働く想いや新規事業についてお話を聞きました。

株式会社バサラズ取締役CTO 大楠翔一さん

富士市を盛り上げる仕事がしたい

富士市は新幹線を利用すると首都圏から1時間程度で移動できることに加えて、郷土愛のある人が多く住む街だと思います。特に中心市街地である“吉原”は江戸時代まで宿場町だったということもあり、今もなお魅力ある個店が軒を連ねています。迎え入れる店主の温かさは居心地が良く、人との関わりの大切さを感じます。
最近では、20~30代の若い人が空きビルを再利用した店舗をオープンさせるなど活気のあるエリアとしても注目されており、一緒に街を盛り上げたいという想いから富士市で働いています。

弊社のコミュニティースペースは、ただ音を出す場所ではなく、誰でも気軽に集い、繋がり、創出することをコンセプトにした施設です。そのため、ここで出会った人同士でイベントの企画をしようという声が飛び交うと嬉しいですね。他には貸し切りでお子様の音楽発表会やセレモニーを開催するなど気兼ねなくお楽しみいただけるような空間となっています。

この事業を立ち上げたのは、一言でいうと“人との縁”がきっかけでした。
私は学生時代を御殿場市で過ごし横浜で就職したのち、友人との繋がりで富士宮市に戻り、地域の交流スペースとして バーとイベントスペースの複合施設を営んでいました。残念ながらお店は畳むことになりましたが、新たにご縁をいただき富士市で出張ライブイベントをする機会をいただきました。
いまは、私が縁を結べたように、今度は誰かの縁を繋ぐ場所を創出したいと思っています。

“富士市まちなか創業塾”がきっかけで富士市と協働

事業の立ち上げ前に、中心市街地で新たに開業を目指す人を対象とした富士市主催“富士市まちなか創業塾”に参加しました。「週末、富士市に遊びにきたくなるような街にしたい!」「吉原商店街のテーマパーク化を推進したい!」という私のプレゼンを市役所の方が真摯に聞いてくださり、結果として富士市と協働でコミニュティースペースの立ち上げと助成金の支援をいただけることになりました。

富士市は私の第二の故郷

富士市は、二拠点での生活をするにも立地が良く、自然豊かで温暖な気候のもと心の温かい人が住んでいます。また行政の支援も手厚いので、市外からの移住者数が県内で常に上位を誇り、あなたを第二の故郷として迎え入れる体制も整っています。ぜひ私と一緒に富士市を盛り上げませんか。