【連載企画】富士市の副業・兼業人材活用の事例紹介 第2弾!
常葉大学 経営学部 小豆川ゼミ(3年)は、富士市の副業・兼業人材の活用の取組について、「副業・兼業の利用を促進する機関・支援者」と「副業・兼業を活用・実施した企業・人材」について、インタビューを実施しました。
今回は、富士市における副業・兼業人材の活用を事例集にして発信します。
今回は事例紹介の第2弾です。
兼業人材を活用した企業へのインタビュー
アイランド設計二級建築士事務所
先端技術と多様な人材活用で、新たな木材加工の可能性を探る
事業内容 | 3DCAD データ作成、木材NC 加工機を用いた木材加工 |
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住所 | 〒416-0921 静岡県富士市水戸島2丁目22-20 |
URL | https://tsumiki-ie.jp |
兼業人材の活用背景
今までは新築やリフォームの建築を手作業で行っていましたが、より幅広い事業を始めようと国内に2台しかない木材加工の3D プリンターを導入しました。この機械を活用した新たな仕事を受注したいと考え、販路開拓のため、企業と企業をつなぐ仲介役を担っていただける協働日本様にお願いすることになりました。
取組内容
様々な企業を紹介いただき、そのご縁を活かして仕事を行っています。現在はサウナを作るプロジェクトに一緒に取り組んでいます。週に1回オンライン会議を行い、紹介いただいた方と全国のサウナに関する情報収集や意見の交換を重ね、「誰に」「どのような」価値を提供するかについて案を出し合い、ゴールに向けて進んでいます。
活動成果
一緒にプロジェクトを進める中で、仕事のスピーディーさに影響を受け、自分たちとの差を感じて良い刺激になっています。協働日本の方々は引き出しが多く、常に分析や研究を行っています。価値観が違う人たちと共に仕事をすることで、新しい発見や自分たちの成長につながりました。企業が成長するために、価値観が異なる方と関わることの重要性を感じ、今後も副業・兼業人材を活用していきたいと考えています。
【兼業制度を活用した人へのインタビュー】
協働日本CSO 藤村 昌平さん 千葉県在住
兼業の目的
私が兼業を行う最大の目的は、新規事業を作ることができる人材の育成です。前職であるライオン株式会社に勤務していた時から今日まで長年培ってきた新規事業の創出、戦略・経営コンサルティングの能力を発揮し、兼業を通じて AI にはできない「ゼロからイチ」を生み出せる人材づくりに尽力しています。
兼業制度を活用した感想
今回を含めこれまでの兼業を通じて数多くの企業とのプロジェクトに携わっていく中で、前職で染み付いてしまった価値観やモノの見方といった色眼鏡が外れ、狭まっていた視野を広くすることができたと実感しています。企業の”のれん”を活用することで、顧客企業の専門分野やニーズに沿って柔軟に働き方を変えられる点や、オンラインを活用した場所を問わない働き方ができる点にも満足しており、今後も兼業を続けていきたいと考えています。
【学生の取材後記】
小林 穂乃香(常葉大学経営学部小豆川ゼミ)
自分の考えていた副業・兼業とは少し違い、多種多様な形態があることを知りました。異なる価値観を持つ仲間を増やすことで新たな視点が加わり、プロジェクトの成果につながっていくのではと思います。企業の成長のためには外部の人材と関わり、刺激を得ることが大切という話を伺って、副業・兼業人材の活用は、受け入れ企業に良い影響をもたらすことを実感しました。
副業・兼業に興味のある方は、こちらまでお問い合わせください。
富士市副業・兼業プラットフォーム
(企業向け)https://wwork-fuji.jp/company/index.html
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