すべての市内企業をサポートします
~富士市地域産業支援センター Beパレットふじ~
富士市地域産業支援センター(Beパレットふじ)では、市内の事業者の支援を行っています。経営相談や新規事業の相談などに加えて、DXについての相談もできます。
令和3年9月に富士市地域産業支援センターは誕生しました。愛称はBeパレットふじです。BeのBはBusiness、eはenterprize(企業・事業)の頭(かしら)文字。パレットは紙のまちである富士市にちなみ、富士市という紙の上に、事業者を色に例え、新しい絵を描くために、様々な色が交ざり合う場となるという意味を持ちます。
この愛称が市内事業者にも定着しつつあります。
現在センター長を務めているのは、富士市産業支援課の塩川直人。
トップクラスの手厚い相談体制
相談のコーディネートは全国で多くの企業支援を手掛けてきた有限責任監査法人トーマツへ委託しています。そこに富士商工会議所や富士市商工会、富士信用金庫など富士市の産業に精通している支援機関の職員も同席しています。さらに商標権や事業承継など専門的な相談にも応じており、まさに何でも相談できる手厚い相談体制を構築しています。もちろん相談料は無料です。
IT・DX相談も需要が高まっている
Beパレットふじへの相談件数は令和3年度は423件、令和4年度は1,051件、令和5年度は1,170件と年々増加しています。
相談内容は様々です。相談内容の内訳は販路開拓が全体の25%程度であり、次に起業・創業が20%程度と多くなっています。IT技術やDX支援に関してもあわせて10%程度の割合で相談があります。特にウェブサイトやSNSを活用した新たなマーケティング手法についての相談はとても需要があり、専門の相談員の相談日はすぐに予約が埋まってしまいます。
先日開催したホームページ作成のセミナーは定員を上回る応募があり、今後の需要の高まりを実感しました。
DX・テレワーク推進センターとしての役割
Beパレットふじは令和6年4月からDX・テレワーク推進センターの機能も有しています。これまでの市内企業のよろず相談所としての機能に加え、DXやテレワークに関する施策もBeパレットふじで行っていくことを意味しています。
実際に市内企業のフリーアドレス化を促進する補助金や、首都圏からのサテライトオフィス誘致、ワーケーションの誘致などの新たな施策の展開も始めました。
BeパレットふじがDX・テレワーク推進センターとして機能することで、市内企業に新たなビジネスチャンスが生まれます。例えば、富士市で事業を展開したい首都圏企業の情報と、首都圏で新たな販路を探したい市内企業の情報がBeパレットふじに集まることでマッチングの可能性がより高まります。
Beパレットふじは開設から4年目を迎えます。これまで多くの事業者の相談に応じてきました。その中で成功事例も徐々に出来上がっています。
富士市内で事業を行っている方と今後事業を行う予定の方のために、Beパレットふじは存在しています。
ぜひ一度Beパレットふじへお越しください。
Beパレットふじに関する詳細は下記をご覧ください。
https://be-palette-fuji.com/