【連載企画】富士市の副業・兼業人材活用の事例紹介 第4弾!

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常葉大学 経営学部 小豆川ゼミ(3年)は、富士市の副業・兼業人材の活用の取組について、「副業・兼業の利用を促進する機関・支援者」と「副業・兼業を活用・実施した企業・人材」について、インタビューを実施しました。

今回は、富士市における副業・兼業人材の活用を事例集にして発信します。
今回は事例紹介の第4弾です。

【副業人材を活用した企業へのインタビュー】

富士市役所 (都市整備部 市街地整備課 まちなか整備担当)
活性化・再生に向け動き出した駅前の姿を母親目線で情報発信

事業内容 富士市の中心市街地の再整備やまちづくりに取り組む。
住所 〒417-8601
静岡県富士市永田町1丁目100番地
URL https://www.city.fuji.shizuoka.jp/

副業人材の活用背景

現在の富士駅周辺は、来街者が少なく、老朽化が進む建物が多く存在しています。これらの問題を解決するため、再開発と駅前公益施設整備を兼ねた、まちを新しくする再整備事業を計画しています。また、再整備事業に合わせ、官民連携によるまちづくり活動もスタートさせました。活性化・再生に向け動き出した駅前の姿を市民に周知するため、母親目線で情報発信して欲しいと考え依頼しました。

取組内容

再整備事業やまちづくり活動の取組をお知らせする季刊のニュースレターの制作を依頼しています。春夏秋冬の年4回発刊し、事業の内容やまちづくりに関わる市民の活動の様子やイベント情報などを発信しています。
毎回、情報の見せ方や伝え方について話し合い、確認しながら制作しています。

活動成果

高いデザイン力と専門的な技術を持つクリエイターの井出さんは、こちらの意図をしっかり汲み取り、理解したうえで案を出してくれます。フットワークも軽いため、何度も方向性を相談しながら細かく連絡を取り合い、完成に向けて良いステップを踏めています。市民からの評判は良く、納得のいくものを一緒に作り上げることができていると実感しています。

【副業制度を活用した人へのインタビュー】

ガソリンスタンド広報担当  井出 由佳さん 富士市在住

副業の目的

3人の子育てをしているため自由に外出することができず、子どもが風邪を引いてしまった時は仕事を休まなければいけない環境にあります。そのため、今の自分の生活スタイルに合った形として、家にいながら仕事をすることができる副業を行っています。

副業制度を活用した感想

自宅で作業ができるため県内外の方とも仕事ができるのがありがたいです。ひとつの職場で働くことの良さもありますが副業・兼業を始めたことで年齢や職種の違う、今まで出会ったことのない方たちとのご縁ができて、とても楽しいと感じています。

【学生の取材後記】

石川 優月(常葉大学経営学部小豆川ゼミ)

今回のプロジェクトを通して、初めて副業・兼業について詳しく知ることができました。人材を受け入れ、活用するというよりも、副業・兼業人材の方と一緒に試行錯誤し、互いに成長しながらより良いものを作り上げているという印象を持ちました。また、外部の力や知識を活用することで、富士市にも新たな発見があることが分かりました。貴重なお話を伺うことができて、良い経験になったと感じています。

副業・兼業に興味のある方は、こちらまでお問い合わせください。

富士市副業・兼業プラットフォーム
(企業向け)https://wwork-fuji.jp/company/index.html
(ワーカー向け)https://wwork-fuji.jp/worker/index.html